最近実話ということが判明したという物語。
おおざっぱに言うと、少女が大変な思いをして所有者から逃げ出すっていう話。
この奴隷少女の所有者である医者が、とにかく嫌な奴である。最悪である。最悪なのだが、この医者の気持ちがわかってしまう自分にがっかり出来て、とても楽しい。
思い通りになると信じていたことが思い通りにならなかった時の、あのとてつもないストレス、そしてそれを思い通りにするための異常な執着心、その際の他の何も見えなくなる感じ。
ああ、もの凄くわかってしまう。
きっと自分は、この最悪の医者とどこか似ている。